時短勤務正社員から、派遣社員になるということ(2)給料、正社員との違い
派遣社員の給料が正社員より相対的に低いらしい、ということは知っていても「社会保険に入れるのか」とか「有給はあるのか」とか、実は詳しくしらなかったりしませんか?
私はこうやって自分が働くことを選択肢に入れていました。だから関心はもっていたつもりだけど、それでも知らなかったことが結構ありました。
単純な時給上だと、正社員より上になることもある派遣の給料。でも、単純にそこでは比べられないんだよね。
以下、もしかしたら派遣会社や業界によって事情が違うことがあるかもしれないので、本当に契約するときにはちゃんと確かめてくださいねー。
●社会保険
健康保険、厚生年金、雇用保険、介護保険。これら全て加入することができます。
これは、実際に仕事をする企業(派遣先)ではなく、派遣会社が雇用主として手続きをします。*1
年金に対する考え方は様々だけど、個人的には
・会社が半分負担してくれるってやっぱり大きい
・急激なインフレがあったときを考えると貯金じゃ不安
といったあたりで、入っておく方がいいと私は思っております。
保険料は給与から天引き。負担はそりゃまあ重たいけれど、そこは正社員も同じ。
●税金…住民税に気をつけろ!
所得税は天引き。しかし!住民税は自分で支払いなのです。
派遣会社から、翌年初めに各市町村に報告があり、これをもとに住民税額が算出され、請求がきて、自分で払う。
私は昨年末に前職をやめて、今年の春自分で住民税払いましたが、まとまると結構高額…。
そして、気をつけないといけないのは、正社員の時は天引きだったということ。つまり、手取り額を比べるとき、派遣は住民税÷12をふまえなくてはならないのでした。
●交通費は痛いが、仕方ない
交通費は原則的に出ません。
私の現在の通勤、3回乗り換えでして。交通費は非常にきつい。
正社員の頃、高額でも平気で出してくれたのがありがたく感じます。
中には、交通費ありの求人もあるんですよね。ただその場合、同じ能力の人だったら交通費がよりかからない方が受かることになる。それはそれで困ります…。
オフィス街の近くにお住まいじゃない限りは、交通費はしっかり計算する必要があります。年額いくらかかるか計算してみると、結局手取りに大きく響いているのがわかります。
●ボーナスはない
場合によっては出るところもあるみたいですが、原則的にはありません。正社員でボーナス比率が高かった人は、年収で比較したほうが冷静な判断ができるかも。
あと、住宅ローンをボーナス月多く払っているって人は要注意ですね。
●有給はある
細かい条件は割愛しますが、半年以上務めればちゃんと有給もらえます。正社員の時よりは減るとしても、ありがたい…。
子どもが熱出して休んだとき、欠勤になっちゃうと大変ですよね。
ただし、堂々と使える職場とそうではない職場があるだろうね。
あと、派遣契約終了間際にどかーんと休むのも、許容されないことがありそう。権利が発生したら、計画的に使っていこう!
トータルでは、正社員に比べるといろいろ不利な派遣社員。
では業務内容はどうなるのか。
これはもちろん、業界はもちろん、その職場ごとでいろいろ違うのだろうけど、あくまで私の業種の例を次回は書いてみようと思います。
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