おかあさんスイッチの使いかた(ローコストTOEICにトライ中)

ワーキングマザー生活も早、9年目?母スイッチ・妻スイッチ・会社員スイッチ、そして自分スイッチの使い方を日々考えてます。

時短勤務正社員から、派遣社員になるということ(3)業務上の違い

これはねー、一般論だともうぐちゃぐちゃだと思います。
きつい仕事ほど派遣に回ってくる、弱いものいじめだ…みたいな切ない話もよく聞きます。

参考になるかはわからないけど、IT企業で事務系業務をやってて、以前は逆に派遣の人に仕事を振る正社員をやっていた人間としての印象を書いてみます。
ええっと、ある程度真っ当な企業前提ね。

ざっくりいうと、仕事の範囲が良くも悪くも決まっている。

正社員だと、ポジションが決まったらその部署に貢献すべく働くことになる。実際にどんな仕事をするのかは、もちろん大枠は決まっているけれど、上司と相談の上自分で決めていくことも可能。

派遣社員だと、大枠は契約時の条件で決まる。書面上でわかりにくいところは直接面談等で聞くか、派遣会社を通して問い合わせる。
正社員に比べると、求められるスキルがはっきり書面に書かれる。
実際の業務は、現場で上長が決める。

正社員だったことがある人には、その部署での成果をあげる、という視点は普通あるものだよね。たとえば「この業務はこうすればもっと効率がよくなりうまくいきそう」といった気づきがあったとする。
正社員なら思いついたアイデアを実行できるけど、派遣社員にはずっと難しくなる。
職場のしくみややり方がよくないなとわかっていても、変えることができないケースは多い。たとえ部署の成果につながっても、給料面でのフィードバックは期待できない。
正社員だった人が派遣になった場合この変化は、やりがいがない、と感じてしまうかもしれない。

一方でメリットもある。
基本的に、報酬に対する仕事の質や量は、契約時及び業務開始時に確認するし、契約更新のたびに見直す。
そこからはみ出すことは、ぶっちゃけやらなくてよいのだ。

もちろん派遣社員であっても、正社員並に考え、もともと定められた業務以外にもいろいろやる人や、それを求められる職場はあるのだろうけど、基本的には契約の範囲外。
逆に言えば、決められた仕事を頑張れば、子どもの病気などで早退があったりしてもあまり問題にならない。
自分の仕事は終わらせても、周りの都合で帰ることができない…というようなことは、正社員よりは少なくなる。

なので、考えようによっては、ワーキングマザーにとって悪くない選択肢になりえるんじゃないかと。私も実際、仕事が火を噴いている時、自分の仕事をぱっぱと終わらせてサクッと帰る派遣社員さんがうらやましかったこと、正社員時代にあったなあ。


ただし、再びデメリット。
企業側の胸先三寸で簡単に首を切られる側面はあります。
担当業務が不要とみなされたり、単純に予算がなかったり、たまたま直属上長とウマが合わなかったり。
そこが心配で、契約以上の貢献をしてしまう…という人もいるのかも。
(それはそれで、同じ契約をしようとするほかの派遣社員に迷惑をかけることにもなりかねないけど)

そして、一番リスクだなと感じること。
それは、自分で試みなければ成長できないということ。

このポイントは長くなりそうなので、ちょっと次回にします。

 

 

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