おこづかいによる子ども金銭教育の道は、険しい…続き
前回、小学二年生の娘がお小遣い制を始めた話の続き。
最初は、1000円近くの小銭にウハウハだった娘。
一番最初にほしがったのは「アナと雪の女王」のジュニア版文庫。
「アナ雪」にどっぷりはまってて真剣にほしがっていたし、ちょうどいい難易度の本なので、買ってあげてもよかったけど「おこづかいで買う」というので、せっかくだからおこづかいを出させることに。
とはいえ1冊そのまま買うと、おこづかいほぼなくなる(苦笑)
それだと「おこづかい」の意味があんまりなくなってしまう。
ということで、半分を親が、500円をおこづかいで出させました。
小さな貯金箱にいっぱいだった小銭が、あっという間に半分に。
その後も、親からすると絶対買わなくていい食玩を買ったりして、残り数百円に。
「少なくなっちゃったー」
と眉をひそめる娘。
ものを買うと、お金はなくなる。というシンプルな事実を実感してくれて、成長したなあと感じた。
とこの辺までは順調だったんだけど…
お金がなくなった娘がこんなことを。
「コンビニに買い物に行こう」
?
「なんで?」
「買い物に行って、おつりちょうだーい」
「…」
娘はとにかく親からもらうことしか考えていない。
そしてどうも「小銭=おこづかいとしてもらいうるお金」と思っているようです…。
「そんなのダメに決まってるでしょ!」
「じゃあどうやってお金貯めるの!」
一度説明したはずなんだけど、改めて…
「毎週100円をあげてるでしょ。お菓子は7~80円ぐらいのものもある。そうしたらおつりが残るから、それをとっておけばおこづかいが貯まるよ」
「ほぅほぅ」
「もっと早くお金を貯めたいなら、好きなお菓子を買うのをがまんすれば100円全部貯金できるよ。おやつの時間、大人が買うお菓子はあげるよ」
説明を聞いた娘、
「えーーー!そうなの!?」
どうやら大発見だったようです!
…今頃、それ大発見かよ!
ちなみに「大人が買うお菓子=スナック菓子などおなかにちゃんとたまるお菓子」であります。保育園や小学校で「おやつは食事の一部です」と説明されるけど、子どもって、真っ向から刃向かうかのようにグミとかアメとか小さいお菓子が好きだよねー。
閑話休題。
一応、おこづかい帳もつけて(計算は親が手伝いつつ)頑張っています。
まあ、何もしないよりは「お金」がなんなのか、わかってくれてきた、かな?
今ほしがっているのは、アナ雪のミニトート、1890円。
夏休みのおこづかいを大人に預けていたのを1000円もらって、残り890円は頑張って貯めるらしいです。
算数でやっと「1000」がそろそろわかってきたのもあり、1000円の価値が少しつかめてきたのかもしれないね。
しかし金銭教育の道のりは長く険しいようです。
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